休憩時間に思わぬ出来事が起きました。職員の方々が気を遣ってくださり、私たちにお昼を用意してくれたのです。結論から言うと用意していただいたお昼はいただきました。
これも校長先生に伺った話ですが、今回訪れた松岩小学校では 10:30 と 16:30 の1日2食のみ。避難所によって格差があるとは聞いていましたが、実際にその通りでした。現在はおにぎりを握る機械が稼働し始めたそうですが、当初は職員の方々で手分けをして、被災者全ての方のおにぎりを握っていたとのことで、かなりご苦労をされた様子でした。
ボランティアスタッフは当然のことながら、現地での飲み物や食べ物は持参します。私自身も都内でおにぎりやミネラルウォーターなどを購入して持参していました。本来食べ物が不足している被災地でお昼をいただくことは遠慮するのが普通だと思います。当然、私も最初はお断りさせていただきましたが、職員の方々の気持ちを頑なに拒否することが正しいとも思えませんでした。

これに関しては、私自身がとった行動が今でも正しいのかは正直分かりません。また、こういう状況で何が正しい、何が間違えという線引きをすること自体、難しいように思います。ただ1つ言えることは、具も入っていない冷たいおにぎりでしたが、今まで食べた中で一番美味しいおにぎりでした。

お昼休憩中、校長先生から地震当時のお話を伺いました。今回、地震が起きて津波がくるまで30分程度時間があったようです。それでも津波の人的被害が出たのは、ある意味、津波に慣れていて、甘くみていたところがあった、とも仰っていました。津波の引き潮の勢いもすごかったようで、港にあった船が、かなり先の沖合で見つかったようなお話も伺いました。こうして現地の方から直接お話しをお伺いして、先に津波被害の地域を見ていたこともあり、自然エネルギーの脅威をまざまざと体感することになりました。

午後の部は予約票のノートに名前があまり書き込まれていないこともあり、少しノンビリしてしまうのかな~と思っていましたが、蓋を開けてみれば最後まで、ほぼノンストップで施術させていただくことになりました。先にも書きましたが常にフラットな精神状態でいることを心掛けていましたが、午後の施術を開始してから、ほどなくして、女性を施術している最中にフラットな精神状態が崩れてしまいそうになりました。
東北人の気質か、我慢強い人が多いように感じました。その女性も例外でなく、「全身が辛いです」とだけポツリと言われ、それ以外は語りません。私も必要以上に聞くことをしていませんでしたので、他の方と同様に施術を開始しました。うつ伏せで施術を始めて背中に触れると何とも言えない気持ちになりました。何故だか私も分かりませんが、その方の背中を施術している最中に、急に込み上げてくるものを感じ、それを抑えるのに必死でした。
午後の施術もあっという間に終了し、2人でトータル27名のボディケアをさせていただくことが出来ました。「楽になりました」 「軽くなりました。ありがとうございます」「今夜はゆっくり眠れそうです」などの言葉を頂くことが出来ましたので、ホンの少しだけお役に立てたように思います。
そして、今回は日帰りであった為、15:30 に終了し早々と荷物を片付けて、帰路につくことになりました。
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